仕事の流れについて
1. ご相談・ヒアリング
お客様の夢や理想の住まいを、じっくりとお伺いする大切な最初のステップです。漠然としたイメージでも構いません。どのような暮らしを送りたいのか、どんな雰囲気の空間にしたいのか、どのような機能を求めているのかなど、お客様の想いを丁寧に聞き出します。ライフスタイルや家族構成、予算、スケジュールなど、様々な角度から情報収集を行い、お客様に最適なプランを提案するための基盤を築きます。ご相談は無料にてお受けしております。
2. 現地調査
お客様の土地に足を運び、実際に目で見て、その土地の空気を感じ取ります。敷地の形状や広さ、日当たり、風通し、周辺環境などを詳しく調査します。状況により地盤調査も実施し、建物の安全性を確保するための重要なデータを集めます。これらの情報を基に、建物を建てる上で最も適した場所や、建物の配置、構造などを検討していきます。
3. 設計提案
お客様から得られた情報と、現地調査で得られたデータを基に、設計案をご提案します。平面図、立面図、パースなどで建物のイメージを具体的にご説明します。提案をお聞きになって「ぜひ一緒に家づくりをしたい!」と思っていただけた場合は、設計の仮契約(30万円(税別)のお支払い)を結び、基本設計へと進めていきます。残念ながら、仮契約に至らなかった場合には、プレゼンテーション費用として10万円(税別)をお願いしています。
4. 基本設計(3ヶ月程度)
ファーストプランをもとに打ち合わせを重ねながら、さらに住まいのイメージを膨らませていきます。構造や設備の概略検討行い、建物の機能性や安全性についても検討します。お客様にプレゼンテーションを行い、意見交換をしながら設計を進めていきます。基本設計の内容にご納得いただけましたら、建築設計・監理業務委託契約を結ばせていただき、実施設計へと進みます。
5. 実施設計(2ヶ月程度)
基本設計で決定した内容を詳細化し、実際に建物を建てるための図面を作成します。構造計算を行い、建物の安全性を確保します。また、断熱性、気密性など、建物の性能を確保するための対策も講じます。各部屋の仕上げ材、設備機器、照明器具など、建材の詳細も決定し、図面に反映させます。設計図の内容をお客様にご確認いただき、最終的な設計図を決定します。
6. 見積・業者選定
実施設計に基づき、複数の施工会社に見積もりを依頼します。設計事務所に家づくりを任せるメリットのひとつです。各社の見積もりを比較し、お客様のご予算や要望に合った施工会社を適切に選定します。予算をオーバーしてしまう場合は、設計や仕様の変更をご提案させていただき金額調整を行います。施工業社が決定しましたら、施工業者と工事請負契約を結びます。その後、建築基準法に基づいた確認申請を行います。行政機関の審査を受け、許可を得ます。
7. 工事監理
工事中は、設計図どおりに工事が進んでいるか、定期的に現場を監理します。お客様にも2周に1回程度工事の進捗状況を確認していただく機会を設け、ご一緒に建物の完成を見守ります。工事の進行に合わせて、審査機関による検査を受けます。
8. 完成・お引渡し
工事が完了したら、施工業者、監理者、お施主さまが竣工検査を行います。その際、不備やご指摘事項があった場合は、手直しを行います。無事すべての手直しが済んだら、お客様に鍵をお渡しし、引き渡しとなります。
9. アフターサポート
施工会社には、引き渡し後の6ヶ月、1年目、3年目、5年目、10年目の無償点検をお願いします。それ以外でも建物の構造や設備に関する不具合が発生した場合、迅速に対応いたします。万が一、何か不具合が見つかった際には、お気軽にご連絡ください。建物の寿命を延ばし、常に快適な状態を保つために、定期的なメンテナンスをご提案いたします。

ご入居後も末永いお付き合いを続けさせていただきます。
ライフスタイルの変化に合わせて、リフォームのご相談もお受けいたします。
お気軽にお問い合わせください。